仮想通貨取引で現れる「ショート」という言葉。短期売買のことかとイメージしている人もいるようですが、正確には「売り」から始まる取引のことを指します。 取引で損をしないためには、どのように理解すれば良いでしょうか。
仮想通貨市場で損をするショートとは
仮想通貨市場に限りませんが、簡単に言えばロングは買い、ショートは売りです。ただ、市場では「空売り」が出来ることが大きく事態を変えます。例えば、Aという銘柄の現所有数が「0」の場合でも、空売りが出来るので「1」空売りしたとします。この時、自分の手元は 「-1」という所有になります。そのままではマイナスですが、相場が買った時より下がりさえすれば、その「-1」を買い戻すことで利益が生まれます。手元に現物があろうがなかろうが、売りから始めて下落を利用して利益を出すというテクニックがショートです。市場価格が暴落したからと言って、嘆いている人ばかりではないわけです。暴落を利用して利益を得ている人もちゃんといるわけですね。
振り回されてしまうのが一番のリスク
現在の仮想通貨市場の動向を見る限り、ショートを成功させるのはかなり難易度が高い状況と言えます。仮想通貨取引自体があまりにも人気で、市場価格は基本的に上がり続けているからです。絶対下がるだろうと踏んだ銘柄を空売りばかりしていたら、下がるどころかとんでもなく上昇し、莫大な利益を無くしたという人もいます。何かのきっかけで突然暴落する事実もあるので、基本はここぞという時だけピンポイントで繰り出すのが効果的なテクニックでしょう。狙っている投資家は四六時中動向をチェックして、出会い頭に一気に行動に出るのが基本です。
臨機応変な切り替えが何より重要
FXもそうですが、金融取引では臨機応変に頭を切替えられなければ常勝は難しいと言われています。とは言え、目の前で自分の仮想通貨の価値がどんどん割り込んでいるのを見て、冷静でいられる人はなかなかいませんよね。でも振り回されてトレードするリスクは非常に高く、絶対にこうなるという自分の考えに囚われてしまうのが最も危険。特に、自分では公正に情報を集めたつもりでも、冷静な判断が出来ていないと危険信号が点ってしまいます。闇雲に掛け金を大きくするとケガも大きくなりますので、トレードする上での鉄則として損切ラインは決めておきましょう。ルールに沿った枚数を守り、少なくとも寝ロングや寝ショートはしないようにしたいですね。
まとめ
仮想通貨取引のショートで大損をしないためには、常に臨機応変に頭を切り替えて振り回されないようにすることです。冷静な判断が出来ないと大けがをしてしまいますので、鉄則として損切ラインは決めておきましょう。


