ビットコインが何を意味するのかわからないまま、名前だけは知っているという人も増えてきた昨今、仮想通貨はビットコインの急騰により、今では1000を超える種類があります。ビットコインキャッシュもその一つです。
ビットコインを上回る魅力のBitcoin Cash
仮想通貨の仕組みは、正体不明のナカモトサトシなる人物によって構築されました。その結果、世に出てきたのがビットコインだったというわけです。仮想の通貨ということで、実際に手に取ることはできず、インターネット上でのみやり取りができます。1円からスタートしたのが、200万円を超える値段を付けたこともあり、一躍世界中で注目され、投資家も増えました。その結果、ビットコインの容量不足が問題視され、新たな通貨に乗りかえる投資家も出てきています。注目すべきは、ビットコインで成功した投資家が乗りかえる先に選んだのが、Bitcoin Cashだったということです。
ビットコインの欠点を修正したビットコインキャッシュ
日本では、Bitcoin Cashはそのままビットコインキャッシュと呼んでいますが、ビットコインとの一番大きな違いは、1ブロックが持つ容量にあります。仮想通貨はブロックと呼ばれる取引を行う塊が鎖のようにつながったブロックチェーンを構築しているのが特徴ですが、ビットコインの場合、この1ブロックの容量は1メガバイトとなっています。人気が出て取引をする人が増えるにつれ、この容量では取引がスムーズにいかなくなり、送金が送れるなどの不具合が発生するようになりました。この問題点を改善するために生まれたのが、1ブロックの容量が8メガバイトという圧倒的大容量のビットコインキャッシュです。
ビットコイン取引成功者が続々移行
いち早くビットコインで利益を得た大物投資家が、今、ビットコインキャッシュに乗りかえていると言われています。その理由は、スムーズにいかなくなってしまったブロック容量不足を、大幅に改善できるところにあります。大物投資家が乗りかえていることは、マーケットはすぐに気づきますので、価格も急騰しています。その結果、ビットコインは急落し、ビットコインキャッシュは高騰するという事態が発生したほどです。今や1000を超える仮想通貨が存在すると言われていますが、これから仮想通貨で利益を手にしたいなら、仮想通貨=ビットコインという思い込みを外すことが重要になりそうです。
まとめ
仮想通貨を世界中に広めた功績はあるものの、容量の少なさがダメージとなっていたビットコインに代わる、新たな注目通貨が容量が大きくなったビットコインキャッシュです。その特徴を知れば、これからの投資はキャッシュの方にと思えてくるでしょう。